2010年03月02日

猿回し2代目、話芸で勝負 5歳雄の方が少し偉い あす大阪でお披露目公演(産経新聞)

 「猿回しの里」とされる山口県岩国市を拠点に全国を回る猿回し一座「猿舞座」で、一時途絶えていた猿回しを復活させた座長、村崎修二さん(62)の後を継ぐ形で長男の耕平さん(32)が独り立ちを目指している。現在は主流のサルへの技の強制は避け、信頼関係を築いて自主的に芸を学ばせる調教法を採用。この道に踏み出すまで演劇やコントで磨いたコミカルな話芸を強みとしている。伝統の猿回しのスタイルを次世代に伝えるため、26日には大阪市内でお披露目の公演に臨む。

 公演を前に、大阪市内の芝生の上でじゃれつく耕平さんと相棒の雄ザル「夏水(なつみ)」(5歳)。ひざの上でくつろぐ夏水の姿は、厳しくしかりつける調教法で育ったサルならありえない光景だという。耕平さんは「赤ちゃんのころから一緒に過ごしている。立場的には夏水の方が少し偉いくらい」と笑う。

 耕平さんは「反省ザル」を育てたことで知られる村崎太郎さんのいとこにあたる。幼いころから全国を回る父の姿を見てきたが、音楽や役者の道に打ち込み、大学卒業後は東京で仲間と舞台に立つ日々を送っていた。転機は、父が病気で倒れた6年前。父が苦労して復活させた芸能が途絶えてしまうと危機感を覚え、帰郷した。「俺ならもっとおもしろくできるかも」という自信もあった。

 猿回しは、奈良時代ごろ厄払いの神事として日本に根付いたとされ、その後各地の祭りや市で娯楽として披露されるようになった。しかし戦後、娯楽の多様化とともに衰退。岩国市でも昭和40年ごろを最後に途絶えた。修二さんが中心となって、昭和50年代に猿回しの調査を開始。調教法も確立し、修二さん自身も猿回し芸を習得して全国を回るようになった。

 サルを厳しくしかりつけて芸をさせる主流の調教法とは異なり、修二さんや耕平さんの調教法はサルとコミュニケーションをとりながら芸を披露する「本仕込み」。言うことをきかない夏水をなだめすかす掛け合いが見どころで、巧みなアドリブも客の笑いを誘う。

 耕平さんは「目の前にいる人を喜ばせ、気持ちのおはらいをするのが自分の役割。サルを神聖な動物と考えていた昔の日本人の気持ちを大切にし、この技術を根付かせたい」と意気込んでいる。

 26日の公演は、午後6時半から大阪市浪速区浪速東の市立浪速人権文化センターで。入場無料。問い合わせは同センター(TEL06・6568・0791)。

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posted by カドワキ アキオ at 17:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドタバタ続きでつまずく大阪府のプレミアム付き商品券(産経新聞)

 大阪府が消費拡大を狙って販売したプレミアム付き商品券がつまずいている。1万円で購入できる商品券で、1万1500円分の商品が買えるプレミアが“ウリ”だったが、これまでに18万冊もの売れ残りが出たほか「参加店に行ったのに使えなかった」という苦情も相次いでいる。おもな原因は宣伝不足とみられ、大阪府の橋下徹知事肝いりの景気対策だったこともあり、担当者も反省しきり。売れ行き不振で「大阪府民限定」「1人1冊」という制限も急きょ“撤廃”するなど、ドタバタの対応が続いている。

 商品券は「大阪まるごと大売出しキャンペーン」として、府内の百貨店やスーパーなど200店で販売された。70万冊発行され百貨店や商店街など約4500の参加店で使用が可能だ。

 しかし、販売直前に、当初は購入可能としていたたばこについて、近畿財務局が「たばこ事業法に抵触する」と指摘。一転、購入できないことになった。

 また、対象商品は基本的に、参加店ごとで決めていることで混乱も出た。例えば、百貨店の場合、有名ブランド品などを対象外としている点は足並みがそろっているが、食料品では対応はまちまちだ。

 大阪市阿倍野区の主婦(33)は「わざわざ百貨店で食料品を買おうとしてレジまでいったのに使えないといわれた。同じ食料品でも使える百貨店と、そうでないところがあるのはおかしい」と憤慨していた。

 府には「使おうと思ったのに使えなかった」といった問い合わせや苦情がこれまでに100件以上寄せられている。参加店側も混乱しているといい、ある参加店の担当者は「ルールがころころ変わり、こちらも混乱している。お客さまが怒るのも当たり前」と府の対応を批判する。

 また、需給バランスを検討せず参加店側の要望をうのみにして、販売冊数を割り当てたため、即時に売り切れる店と大量に売れ残る店が発生。結果的に18万冊もの売れ残りが出た。このため、100冊(100万円)単位で職員らが出張販売することに。橋下知事も「僕がデリバリーしても良い。なりふりかまっていられない」と危機感を募らせる。

 府が商品券について本格的な準備を始めたのは昨年秋。トラブル続きの理由として府商業支援課の担当者は「期間が短く、広報の方法も十分ではなかった。今後、改善できるところは改善したい」と話していた。

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2010年03月01日

寛永通宝 地域通貨で使用へ 香川・観音寺市で計画(毎日新聞)

 江戸時代の通貨・寛永通宝の巨大砂絵があり、「銭形(ぜにがた)」の町として知られる香川県観音寺(かんおんじ)市で、4月から寛永通宝を地域通貨として使えるようになる。同市の町おこしグループ「ドピカーン観音寺実行委」が考えた。白川晴司市長は「支払いの度に、時代劇の雰囲気が味わえそう。観光の魅力が高まる」と期待を込める。

 同市には、砂を盛り上げて「寛永通宝」をかたどった巨大な銭形砂絵(東西122メートル、南北90メートル)がある。江戸初期に丸亀藩主が巡視した際、住民らが歓迎のために造り上げたとされ、観光名所になっている。実行委によると、寛永通宝は1636年〜1860年代後半に作られた銅・鉄製の硬貨で、法的には1953年まで通用したという。

 現在の価値はその文様や状態によってさまざまで、国内外の貨幣を展示している同市の「世界のコイン館」では1枚100円で売られている。実行委の藤田圭造さん(53)は「300億〜400億枚作られ、地方の古い民家などを中心に相当数眠っているという説も。1000枚くらいあると相談されたこともある。流通させて地域の観光や商業を活性化させたい」と話す。

 地域通貨として使うことに法的問題はないといい、実行委は市などの協力を得て4月4日から市内の商店などで1枚30円で使えるように、使用可能な店を募っている。協力商店は客から受け取った寛永通宝を実行委に持ち込めば、1枚30円で換金できるという。【松田学】

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posted by カドワキ アキオ at 13:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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